駆逐艦
Destroyers

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


基準排水量:5,800t 満載排水量:6,700t 全長:153m 幅:20.3m 吃水:1.80m 主機/軸数:CODOG(SEMTピルスティク12 PA6 STCディーゼル・エンジン2基+LM2500ガス・タービン・エンジン2基)/2軸 出力:62,560軸馬力(ディーゼル:11,750制動馬力、ガス・タービン:55,000軸馬力) 速力:29.0kt 航続力:18.0ktで7,000浬、24.0ktで3,500浬 兵装:アスター15/30用VLS(48セル)、テセオ4連装発射機2基、62口径76mm単装砲3基、87口径25mm単装機銃2基 搭載機:ヘリコプター1機 乗員:189名
※レーダー:MM/SPY-790多機能型1基、S-1850M対空捜索用1基、MM/SPS-791対水上捜索用1基、MM/SPN-720ヘリ管制用1基、MM/SPN-753航法用1基 ソナー:UMS-4110CL 1基
※NFR-90構想は1989年、まずイギリスが、ついでフランスとイタリアが計画から離脱。残る5ヶ国は計画の続行を試みたものの、1990年1月18日に計画のキャンセルが決定された。1990年9月から10月にかけて両国の国防大臣が覚書を取り交わし、英仏将来フリゲイト(Anglo-French Future Frigate: A3F)計画が開始された。またイタリアも、1991年4月にはオブザーヴァー参加し、1993年1月には正式参加を決定した。4月にはホライズン共同計画事務局(Joint Project Office)の設置も決定され、1994年7月には参加各国間で合意覚書(MoU)が取り交わされた。1999年4月にイギリスが脱退。2000年8月には、フランスのDCNトムソンCSFとイタリアのフィンカンティエーリ・フィンメッカニカによってホライズン合弁会社が設立され、フランスはフォルバン級駆逐艦、イタリアはアンドレア・ドーリア級駆逐艦を2隻ずつ発注した

↑アンドレア・ドーリア級駆逐艦

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アンドレア・ドーリア Andrea Doria D 553 Fincantieri, Riva Trigoso shipyards 2007/12/22 ◎2002/7/19 起工
◎2005/10/14 進水
◎Riva Trigosoにて就役
◎“アタランタ作戦 Operation Atalanta”(海賊対処作戦)のためインド洋に展開したアンドレア・ドーリアは、2011年11月22日に海賊船と短時間の交戦を行った。この交戦による両艦の損傷はなく、双方に負傷者はなかった
カイオ・ドゥイリオ Caio Duilio D 554 Fincantieri, Riva Trigoso shipyards 2009/4/3 ◎2003/9/19 起工
◎2007/10/23 進水
◎カイオ・ドゥイリオは2008年2月12日に最初の海上公試を実施し、2009年4月3日にイタリア海軍に編入された。カイオ・ドゥイリオはLa Speziaを拠点とする唯一の駆逐艦であり、第1海軍グループ( Commander of First Naval Group: COMGRUPNAV 1)の旗艦である。2009年5月5日、Gulf of La Speziaで行われたホライゾン級全艦による合同演習に、アンドレア・ドーリア、フランスの駆逐艦フォルバン Forbin(D 620)、シュヴァリエ・ポール Chevalier Paul(D 621)とともに参加した。カイオ・ドゥイリオは、航空母艦カヴール Cavour(C 550)、練習艦アメリゴ・ヴェスプッチ Amerigo Vespucciとともに、2009年11月4日のイタリア統一記念日にCivitavecchia港で訪問可能な艦艇の一つであった

↑フォルバン級駆逐艦
2010年6月10日にはNaplesで、2011年6月10日にはLa Speziaで、それぞれジョルジョ・ナポリターノ大統領 President Giorgio Napolitano臨席の下、イタリア海軍記念日の祝賀パレードに参加した
◎艦上で多くの複雑なシステムを開発し、タラント海軍基地 Naval Station of Tarantoで幾度となく公試を重ねる中、2011年2月4日から2月17日までイオニア海で行われたNATO演習“プラウド・マンタ2011 exercise Proud Manta 2011”において国際舞台にデビュー。戦闘旗の交付(2011年9月22日にガエータで実施)に先立ち、同盟国9カ国の艦艇、潜水艦、航空機と共同で活動した
2024年3月2日、カイオ・ドゥイリオは“アスピデス作戦 Operation Aspides”の旗艦として、紅海でフーシ派反政府勢力が発射したドローンを76mm主砲で撃墜した。以前の攻撃で使用されたものと同様の特性を持つこのドローンは、イタリア艦から約6km(3.7マイル)離れた地点から、イタリア艦に向かって飛行していた
2024年3月12日、カイオ・ドゥイリオは民間船舶を護衛しながら、さらに2機の敵ドローンを撃墜した
◎2025年9月7日、カイオ・ドゥイリオはインド海軍ミサイル駆逐艦Surat(D 69)とともに航海訓練(PASSEX)に参加した
☆カイオ・ドゥイリオの撃沈、撃墜スコア(以下の艦船、航空機)
・2024/3/2 フーシ派のドローン1機(紅海上空にて撃墜)
・2024/3/12 フーシ派のドローン2機(紅海上空にて撃墜)


Update 25/11/30